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純然たる告知

 投稿者:関本 ぶりき  投稿日:2008年 6月27日(金)00時37分35秒
   6月28日、道頓堀極楽商店街、6階えびす座にて、朝から夕方まで、5回公演の寄席に出演。
 入館料500円、木戸賃500円



 6月30日、千日前トリイホール下のライブハウスにて行われるイベントに出演予定。
 7時開演。
 1ドリンク、千円。


 いずれも、へらへらちょける。
 


ちょけてへらへら

 投稿者:関本 ぶりき  投稿日:2008年 6月25日(水)01時30分8秒
   私はその昔、野球選手になりたかった。
 私はその昔、映画監督になりたかった。
 私はその昔、小説家になりたかった。

 どれもこれも、若かりし頃に一度は夢みるようなことである。
 現在、私は何をしているかというと、平日はフォークリフトに乗る仕事をし、土日はコント屋として生活をしている。
 なぜ、私はコント屋になったのだろうか。わからない。行き当たりばったりで生きていたら、どういうわけか現在に至ったのである。何かを表現したいという欲が意識的にせよ、無意識的にせよ、あった、そして今現在もある、おそらくこれからもあり続ける、それはほぼ間違いないだろう。

 で、ふと、おもったのだが、校長先生になるってのもおもしろかったかもなと思うのである。校長先生の何が魅力か。それは朝礼である。生徒の頃は嫌なものだった。それは、きっと、模範的な発言、規範的な発言が校長先生の朝のお話の大半を占めていたからだろう。思春期の人間にとって、正論ほどつまらないものはない。

 私は時々妄想をする。私が校長になって、朝礼時に何をはなそうかと。

 「えええええ、おはようございます。今日は警報こそ発令されませんでしたが、大阪府に大雨洪水注意報が発令されております。
 えええ、大雨の中、傘をささずに校庭で朝礼をしようといいだしたのは何を隠そう私です。みなさん、びちゃびちゃですね。私もびちゃびちゃです。これでこそ、傘のあちがたさが身にしみてわかるというものです。宮沢賢治は雨にもまけずといいましたが、ある程度は負けたほうが、風邪をひかなくてすむということがわかりましたね。

 えええ、昨日、鶏小屋の鶏がしんでしまいました。みなさんでご冥福をお祈りしましょう。
 えええ、鶏が死んで皆さんさびしい思いをしていると思います。昨日の職員会議で、新たに、イソギンチャクを飼うことが決定しました。飼育委員の人はこれから、かなり地味な作業になると思いますが、地味さにまけず、一生懸命、育ててください」

 私が学生の頃、校長先生の話を真剣に聞いていた生徒はあまりいなかった。聞いていないのならば、いっそ、へらへらしたおすのも愉快ではなかろうか、などと思い、校長先生もいいなとおもったのである。

 おそらく、私はなにかしら、へらへらを表現したいのである。
 

純然たる告知

 投稿者:関本 ぶりき  投稿日:2008年 6月21日(土)01時59分37秒
   6月22日、ワッハ上方7階において2時から行われる「がんばれどんぐりくん」というイベントに出演させていただきます。
 入場無料


 6月24日、ワッハ上方7階において7時から行われる「笑援隊」というイベントに出演させていただきます。
 入場料100円

 6月25日、トリイホールにおいて7時から行われる「お笑いバトルフィールド」というイベントに出演させていただきます。
 前売り800円、当日1000円


 何をするかというと、無料有料にかかわらず、場所がどこであろうと、何時からはじまろうと、私はただただ、ちょけてるだけである。ただただ、ちょけるのである。
 
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カルシウムだらけの日々

 投稿者:関本 ぶりき  投稿日:2008年 6月21日(土)01時34分31秒
   アメリカのスラングに「ファックユー」というものがある。私だからなのか、私以外の日本人もそうなのかそれはどうかはわからないが、そんなに心を傷つけるフレーズには思えない。
 日本語にすると、そもそもスラングを直訳することに無理があるのだろうが、無理を承知で直訳すると
 「あなたは性行為に励め」
 ということになるのだろうか。
 これ、ダメージあるだろうか。ま、子は天からの授かり物いうぐりですから、ある視点からみれば、それはどちらかというと、相手に建設的な意見を送っているのではなかろうか。

 日本には「豆腐の角で頭をぶつけて死ね」という文句がある。
 まず、無理である。ということは、これは相手に対して
 「生きろ」
 という建設的な意見を送っているのではなかろうか。
 百歩譲って、仮に豆腐の角で頭をぶつけて死ぬことが可能だとしよう。しかし、それはかなり、心地よい死に際になるのではなかろうか。
 「ヒヤッとして心地よし」
 そんな辞世の句をよんで死んでしまうような気がする。

 相手を不快にさせるのが目的ならば、こういうのはどうだろうか。
 「餓死しろ」
 嫌である。人間いつかはしぬわけだが、にしても餓死はつらい。

 罵倒、ののしりの言葉は命令文がおおい。
 ファックユーにしろ、豆腐の角にしろ。
 「豆腐の角で頭ぶつけて死ね」
 「まずはそれが可能な豆腐を発明してから発言してください」

 「餓死しろ」
 「食料を得る稼ぎ、または手段をもっているので、今のところ餓死の気配はありません。この先、何があるかはわからないので、私が餓死する可能性はあります。仮に私が餓死したとしても、別段あなとの命令に従ったのではなく、嫌嫌そういうことになってしまたということです」
 ののしりにつきあうには言葉が増えてしまう。

 人をののしる、罵倒するというのは、極力したくない。したくないが、人間、ニコニコばかりはしていない。では、こういうのはどうか。
 「お前のパズル、1ピース紛失しろ」
 命にかかわらない範囲でのののしりである。

 逆にこういうのはどうか。
 不穏な空気が流れる中、彼は相手に怒声を浴びせかける。
 「微笑め。お前なんか、幸せを手にいれたらええんじゃ」

 少しは争いが減るかもしれないし、減らないかもしれない。
 
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風呂上りの夜空は風邪ひくので控えている

 投稿者:関本 ぶりき  投稿日:2008年 6月18日(水)00時56分42秒
   「車のような感覚で、住むところもそのときの気分で変えて生きたい」
 高級賃貸マンションの特集番組で若夫婦のだんなが言っていた言葉だ。

 この言葉に怒りを覚えたわけではない。共感を持ったわけでもないが。
 何を感じたかというと「私とこうも感覚が離れた人がいるんだなあ」と感じたのである。

 私は車を持っていない。実家に帰ったときにたまに実家の車にのるが、それもたまだ。
母親に「頭洗うやつ買ってきて」といわれ私は「シャンプーぐらい言えんか、シャンプーぐらい」と思いながら、実家の車でシャンプーをかいにいく。車に乗るといってもその程度だ。

 友人の車2台、実家の車1台、自動車教習所にて1台。これが私が今までに運転したことのある車の台数だ。車によって気分が変わっただろうか。あまり、変わっていないように思う。
 馬を競馬場まで運んでいるトラックを見たことがある。たとえば、この車を私が運転していたら、そりゃ気分は変わっただろう。
 「あああ、道間違えた、えええバックするか、バックって、ほっそい道やぞ、これ、どんぶつけて、荷台の蝶番壊われて、馬逃げたらどないしょう。この馬、逃げ馬やからな。この場合の逃げ馬は、追い込み馬でも逃げ馬になるなあ、バックかあ、そこまでして馬って運ばなければならないものかね。馬が自分で足で競馬場までいったらあかんかね」
 なんてことになるだろう。

 上記の夫婦はその時の気分で部屋を変えたいといっていたが、月の明かりを浴びたい気分の時は留置所にいくのだろうか。いや、横穴式住居ないしは洞窟にすむのかもしえない。しれないとかいたが、しれている。そんなわけはないのである。

 私は今、ハイツに住んでいる。ハイツの地下二階に住んでいる。地下といっても窓側は崖になっているので、太陽の光は地上と遜色なく浴びることができ、洗濯物も十分乾く。
 日のあたる地下室に住みたい気分ってのはどんな気分だろうか。住んでる私がわからないのだから、この答えを出せる人間はこの世にいるのだろうか。

 トイレを毎日掃除したい気分になったらユニットバスの部屋に住めばいい。
 ビチャビチャの便座はもういやだという気分のときはセパレートの部屋に住めばいいのである。
 とりあえずユニットバスの部屋にすむ私は、風呂上りは便座を雑巾で拭いている。
 
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メインイベントを待ちわびて

 投稿者:関本 ぶりき  投稿日:2008年 6月15日(日)23時33分2秒
   私の知り合いの夫婦の嫁さんの話。
 嫁さんは結婚するということをある男性に報告した。すると、その男性はこういったそうだ。
 「ちょっと待ってくれ」
 この場合のちょっと待ってくれには「結婚しないでくれ。だんながどんな奴かはしらないが、そのだんなよりも、俺のほうが、きっとお前を幸せにできるとおもう、その結婚ちょっとまってくれ」
 という意味が読み取れる。
 結局ちょっと待つことはしないで、私の知り合いと結婚して今にいたる。

 私の母親は私とトイレがかちあったときよくこういった。
 「ちょっとまって、あんた長いやろ、おかあさんもう膀胱ぱんぱんやから先いかして」
 この場合のちょっとまってには「排便より、排尿のほうが時間が短いので、排尿しようとしている母を先にいかせなさい」
 という意味が読み取れる。

 「ちょっと待って」
 同じフレーズでも、上記のようにドラマチックな時に使われるときもあれば、生理現象から伴う地味な日常に用いられることもあるということがわかる。

 スーパーマーケットにて、レジで自分の順番を待っているとき、人はどこをみているだろうか。大体の人が、前の人のかごの中身を見ているのではなかろうか。今ここで同じレジに並んだだけの関係ではあるが、その人が何を買ったかをみるというのは、案外ひととなりがみえてくるかもしれない。

 満月ポン5袋、牛乳石鹸3つという買い物をしているじいさんを見た。
 じいさんはレジの女の子に話かけていた
 「石鹸買いにきたんやけど、こうもほれポンせんべいが安かったら、ポンせんべいかわなしゃあないやろ。風呂わかしててたんや、な、ほんで、服ぬいで、風呂はいって、いざ体洗おう思ったら、石鹸あらへんねん、もう一回服きて、石鹸かいにきたら、ポンせんべいやっすいかがな、なあ・・・・・・」
 かごの中身から判断し、これならあまり待たなくともすぐに私のばんだと思って並んだにもかかわらず、じいさんの石鹸購入までの経緯を聞かされるにいたり、待ちにまった。
 私のかごの中身はポンせんべいとシャンプーであった。
 
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足の指の有効な使い方をさがしている

 投稿者:関本 ぶりき  投稿日:2008年 6月12日(木)21時45分8秒
編集済
   「トイレ用洗剤と歯磨き粉を混ぜたが、別段危険と思われることは発生しなかった」
 「五本指の靴下は非常に履き心地がよかった」

 ここ一ヶ月でなにか変わったことがあったかと言えば、その程度である。
 トイレ用洗剤と歯磨き粉のそれにいたっては混ぜてもどうもならなかったのだから、変わったことと言うには無理がある。便器からミントの香りがした。ただただ、それだけだ。
 五本指の靴下にしても、変わったといえば、足の裏の臭いの緩和と指をひらげられるという微量の快感を味わえたぐらいである。ただただ、それだけだ。

 「中華料理屋で唐揚げを頼んだら、『お好みでお使いください』とトイレ用洗剤と歯磨き粉がついてきた」
 そんなことがあったら、変、変の代表的エピソードになるのだが、果たしてそのようなことがこの世に存在するだろうか。なぜなら、日本は資本主義社会である。資本主義社会とは自由市場であり、競争社会であり、もっと身体的な言葉でいうなら、気悪いなあと客が感じる店ははやらないのである。つまり
 「中華料理屋で唐揚げを頼んだら、『お好みでお使いください』とトイレ用洗剤と歯磨き粉がついてきた」
 てな中華料理屋はつぶれるのである。

 「中華料理屋で唐揚げを頼んだら、『お好みでお使いください』と5本指靴下がついてきた」
 この世に存在するかどうかはわからないが、こんな中華屋は意外にはやるのではないだろうか。はやるとまでは言わないまでも、固定客はつきそうな気がする。
 なぜなら靴下である。靴下には穴がつきものである。
 靴下の穴はだめだ。だめなイメージを植えつける代表のようなものである。

 「イチロー、穴の空いた靴下を履きながらもタイムリーヒット」

 「俺と結婚してくれ」
 「穴の空いた靴下を履くような私でよかったら」

 「穴の空いた靴下を履く、小泉純一郎氏を内閣総理大臣に任命します」

 やはりだめである。何をどうしても穴のあいた靴下には太刀打ちできないのである。

 上記のような中華料理屋があったら、私は週に一度はそこにいくだろう。唐揚げと靴下をもとめて。

 私はすぐに靴下に穴があく。新品の靴下をはいたその日に穴が空いたこともある。
 どういう歩き方をしているのだ、俺は。
 
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草むらの記録ホルダー

 投稿者:関本 ぶりき  投稿日:2008年 6月10日(火)02時29分51秒
   私が中学生の頃、草むらにはビデオテープが捨てられていたものだった。
 まず間違いなく、性行為の記録されたビデオテープだろう。現にそのようなタイトルが側面に張られていた。
 私はリビドーだらけの中学生だったが、捨てられているビデオテープを家に持ち帰り、再生することはなかった。なぜなら、デッキのヘッドにテープが絡まり、デッキを壊すことになるのではと思ったからだ。修理屋のおじさんが苦い笑顔で取り出したテープを私に差し出すのを想像したら怖くてしょうがなかったのである。私は小心者のリビドーだらけの中学生だったのである。

 ただ、一度、よくわからないテープを拾って、再生したことがある。
 テープの側面にはこうかかれていた。
 「かまぼこの品評会、ボリューム5」
 私はそのテープに何が記録されているのか気になって気になってしょうがなかったのだ。できればボリューム1から見たかったが、あたりを探しても「かまぼこの品評会、ボリューム1」はなかった。もちろん2、3、4もなく、そこにはただただボリューム5のみが存在した。

 そのテープは映像が乱れていた。そのテープは再生後3分ぐらいで砂嵐(テレビ放送終了後の画面)になった。
 中年男性らしき人物が
 「うううううん、歯ごたえがありすぎるんだよねえ」
 と何かをかみながら、おそらくかまぼこを噛みながら発言し、砂嵐は突然やってきた。

 映画のタイトルには「の」がつくものに名作が多いといわれる。が、よくよく考えれば「の」がなければどういう映画がわからなくなり、タイトルに「の」がつくのは必然だということに気がつく。
 「七人」「遭遇」「豚」
 これだけ並べられてもどういう映画がわからない。
 「七人」は、荒野の七人。「遭遇」は、未知との遭遇。「豚」は、紅の豚である。
 「豚」なんて映画ポスターがあったら、立ち止まるにきまっている。あまりにもあまりにもなタイトルだ、豚は。

 「豚」
 出演、トムクルーズ、ユマサーマン、田中邦衛、左とん平、スティーブンセガール
 監督、津川雅彦
 上映時間3時間37分

 なんて映画があれば見てみたいものだ。きっと奇作「幻の湖」を超えること間違いな
い。

 かまぼこの品評会、私は、この先もし自主映画もどきをつくったら「かまぼこの品評会」というタイトルの映画をつくろうと決めている。
 ちょうどいい歯ごたえのかまぼこを探す映画だ。
 地味の中の地味ができそうだ。
 

たまたま

 投稿者:名称未設定  投稿日:2008年 6月 8日(日)01時28分16秒
  読みました。面白かったです。  

スキップは陸上競技になりえるのか

 投稿者:関本 ぶりき  投稿日:2008年 6月 7日(土)15時12分46秒
   歩くと走るがある。
 走るは歩くの延長線上にあると思われる。
 たとえば、道に迷っている自分を想像して欲しい。約束の時間まであと少し、目的地の近くにはきているのは確かなのだが、約束の場所が見つからない。すると人間はどうするかである。はじめは歩く、そして早歩きになる、いよいよ時間がないとなると、小走りになる。目的地が視界に入ると、駆け出す。
 歩いている。そこに急ぐや、不安や、安堵という要素が加わると人間走り出すのである。
 歩くの延長線上に走るがある。

 で、スキップである。スキップってのはなんだね、これは。
 急いでいるからといって、スキップをする人間を私は見たことがない。なぜなら、スキップをしたところでそれほど速度が増すとは思えないからだ。そもそも、公然の面前でスキップをするにはかなり勇気がいる。といって、人のいない田舎道ならスキップするかというと、たぶんしないだろう。なぜならあほらしいからである。

 スキップスキップらんらんらんという歌があるくらいだから、スキップってのは楽しいときにするものなのだろう。
 しかし、楽しいからといってスキップするかねえ。しないように思うのである。河原でバーベキューしている若者はスキップしているだろうか。していない。
 遊園地で人々がスキップしているだろうか。していない。

 もっとも、スキップと怒りは遠い位置にあるように思う。
 「高松、お前、得意先カンカンだぞ」
 とスキップしている上司にいわれたところで本当にカンカンなのか疑いたくなる。が、怒りからくる恐怖心てのは増すのではなかろうか。
 スキップする人、それは恐怖ではなかろうか。

 スキップしながら般若心経を唱える。スキップしながらデモ行進。スキップしながら地蔵に花をそなえる。恐怖だ。恐怖でしかない。スキップは恐怖そのものである。

 徒歩、自転車で日本一週てのは聞いたことがあるが、スキップでの日本一周というのは聞いたことがない。われこそはいう冒険家の方、一度試されたらどうだろうか。
 
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